AYUMI.S– Author –
AYUMI.S
modernova のクリエイティブディレクター。自邸を自ら設計し、海外工場と直接交渉して建材を輸入し、施工を監督した「狂気の施主」。プロのデザイナーや建築士ではなく、施主の立場から空間を観る。美しさを「なんとなく」 ではなく、ライン・面・陰影・寸法整合・ノイズ処理で言語化する。
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ORIGIN
部屋の印象は光の分布で決まる|Flynn が実験で示したこと
同じ部屋・同じ家具のまま、照明だけで印象は変わるのか。John Flynn が六つの光の条件で実証した、広さ・明瞭さ・快さの三軸と、顔の見え方が決める公と私を読み解きます。 -
ORIGIN
光は部屋ではなく「場所」をつくる|Alexander の光だまり
人は光に向かって歩く。Christopher Alexander『A Pattern Language』の二つのパターン、光と闇のタペストリーと光だまりから、明るさの配置が動線と居場所をつくる仕組みを読み解きます。 -
ORIGIN
目だけで見る建築を疑う|Pallasmaaの『The Eyes of the Skin』の思想
現代建築は目に偏りすぎた。Juhani Pallasmaa『The Eyes of the Skin』の影の章から、均質な明るさが眠らせるものと、薄明が起こすものを読み解きます。 -
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照明が扱うのは光ではなく「見え」|Cuttle が冒頭に置いた錯視
物理的に同じ灰色が、違う明るさに見える。Christopher Cuttle が照明の教科書の冒頭に置いた Checker Shadow 錯視から、「見え」は網膜ではなく脳で作られることを読み解きます。 -
ORIGIN
光の序列が高級感をつくる|Cuttle が読み解いた高級ブティックの照明
明るい店の床が、実は光を吸う暗い仕上げだった。Christopher Cuttle が解剖した高級ブティックの事例から、光の序列が空間の印象を作る仕組みを読み解きます。 -
ORIGIN
ルーメンの投棄|Cuttle が斬った“設計なき明るさ”
照度基準を満たすだけの照明計画を、Christopher Cuttle は lumen dumping=明るさの投棄と呼びました。量ではなく配り方から光を組み立て直す、彼の出発点の概念を原典から紹介します。 -
ORIGIN
現代照明設計のルーツ|リチャード・ケリーの光の三要素
照明デザイナー Richard Kelly の「光の三要素」、包む光・焦点の光・きらめき。空間の印象は明るさの量ではなく三つの光の比率で決まります。物理で光を設計する modernova が敬意を払う、その源流の古典を原典からたどりました。 -
PHANTOM
照明計画は、部屋ごとに設計しない|家一軒を貫く光の連続性
一部屋ずつ明るさを整えても、部屋と部屋の継ぎ目で光のつながりが切れると、家全体は落ち着きません。照明は部屋単位ではなく、玄関から各室へ歩く人の一続きの体験として計画します。展示場の見せる光と暮らす家の光の違いから、家一軒の光をつなぐ設計の考え方を解説します。 -
PHANTOM
身体は光に順応する|閾値と受け取り方
同じ明るさの部屋でも、暗く沈んで見えたり眩しく感じたりするのは、光の量ではなく、その光を受け取る目の状態で変わるからです。照明は部屋や動線だけでなく、明るい屋外から帰宅した目や暗い寝室へ向かう目など、光を受け取る身体の慣れまで踏まえて設計する考え方を解説します。 -
PHANTOM
光は素材を立てる|素材が読める光の条件
良い素材を入れても空間が平らに見えるのは、素材の失敗ではなく、光が素材の奥行きを消しているからです。光が面に触れたあと、素材の表情を立てるか塗りつぶすかは光の当て方で決まります。照明を明るさではなく、素材が読める角度・光の鋭さ・反射の条件から設計する判断軸を解説します。